@techreport{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00010439, author = {渡瀬, 典子}, month = {May}, note = {熊谷苑子, 大久保孝治編:全国調査「戦後日本の家族の歩み」(NFRJ-S01)報告書 ; No.2(科学研究費補助金(基盤研究A)研究成果報告書), 家族員の「扶養」には、金銭・ケアのための時間/労力の提供が行われる。祖父母世代が中長期の介護・看護を必要としたとき、主介護者はどのような要因で介護役割を引き受けるのか。親から受けた支援に対する「扶養の互酬」があるのか。 NFRJ-S01調査の対象者中「1920~40年代に生まれた既婚・子どもあり」、「親が3ヶ月以上の介護・看護を要した」人を「自分の親」、「義理の親」に分けてみたところ、以下の結果を得た。 1)自分の親、義理の親ともに「同居」が介護役割を担うことに最も影響を与えた。 2)分析対象の出生コーホートでは「長子」であることが「父親」の介護において影響を与えていた。 3)「扶養の互酬」関係は「義理(夫側)の親」よりも「自分(妻側)の親」に強く現れた。 しかし、「扶養の互酬」の内容は幅広く、量的な検討だけでなく、質的な面で今後検証することが必要である。}, title = {祖父母と家族員の互酬性-「扶養」の世代間交換-}, year = {2005} }