@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00010502, author = {菅野, 文夫}, journal = {岩手大学文化論叢, The report of social studies, the Faculty of Education, Iwate University}, month = {Mar}, note = {天正末年に糠部郡を舞台にして起こった九戸一揆については,これまでも多くの研究が言及しているところであり,その性格もおおむね解明されている。しかしながら,この事件の全容を通史的に叙述した論攷は,1961年に刊行された『岩手県史』を除いては,ほとんど見あたらないといえよう。筆者は近年刊行された『二戸市史』で,この事件を時系列にしたがって論述する機会を得た。ただ,自治体史としてできるだけ平易で簡潔な叙述につとめたため,史料に即した論証という点で不十分な憾みがあった。本稿は,事件の性格を確認した上で,経過の細部にわたる検証を試みる。ただし紙幅の都合と筆者の力量不足により,一揆のはじまりと想定される天正18(1590) 年冬から,豊臣政権による軍事行動が本格化する直前の翌年6月までをとりあげることとしたい。}, pages = {139--149}, title = {九戸一揆の一断面}, volume = {5}, year = {2002} }