@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00010817, author = {立花, 正男 and 柏木, 廣喜 and 藤井, 雅文 and 佐々木, 亘}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, The journal of Clinical Research Center for Child Development and Educational Practices}, month = {Mar}, note = {小学校算数科と中学校数学科の連携について考える背景には,現行の学習指導要領が改訂(平成20年3月告示)された際,義務教育についてのまとまりが強調されていることがある。このことについて,中学校学習指導要領解説(数学編)に「今回の改訂では,義務教育としてのまとまりが強く意識され,これまで以上に小学校と中学校の関連や連携について配慮することが要請されている。小学校算数科と中学校数学科においても,この点を踏まえ,それぞれの領域の関連について理解しておく必要がある。」と記述してある(なお,下線は引用者による)。 現実に,小学校で学習した子どもは,すべて中学校で学習することになるので,指導に当たっては,同じ教材観に基づいて,その校種にあった指導をすることが必要である。 勉強は,自分の知識をバージョンアップすることであるから中学校の指導では,算数の考え方と数学の考え方がどのように違い,どのように考えると同じように処理できるようになるかを子ども達にわかるようにする必要がある。小学校で学習した知識が中学校では使えないような学習では,小学校との連携がとれないまま,子どもたちが混乱してしまうことになる。また,小学校で学んだ知識にこだわりすぎる子どもたちは,それだけで考えようとして数学の学習へ発展できないでいることもある。このような状況を改善するためにも,小学校で学習した知識をどのように再構成すると中学校の学習に適応できるかを,子どもたちに指導することが必要である。}, pages = {57--68}, title = {数学科における小中連携の実践例}, volume = {14}, year = {2015} }