@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00010819, author = {八木, 一正 and 重松, 公司 and 澤村, 省逸 and 白石, 文子 and 久坂, 哲也}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, The journal of Clinical Research Center for Child Development and Educational Practices}, month = {Mar}, note = {急激な少子高齢化に伴い介護の国家的危機が日々迫っている。国の介護予算だけも税収の5分の1の10兆円超。今や如何に削減するかで頭を悩まし途方暮れているというのが現状である。 それは個々の家庭においても要介護状態の人が増え、仕事どころではなくなり、忍び寄る家庭崩壊の危機にあると騒がれている。これらは正に、“介護クライシス”といっても過言ではない。 そういう中で、身近な年寄りの寝起きやトイレ移動など強引な介護が様々な悲劇を生み、専門家でないと誰でもこんな重労働はできるものではないとされてきた。しかし、筆者らの研究では、その力学的根拠をしっかり押さえておけば、力もいらず、いとも簡単にできることが確認されている。 そして、そのことを理解するための簡単な自作ミニロボも開発して、大学生や高校生に模擬体験させ、「楽する介助」の教育実践を実施してきた。今回は、さらに、将来介護の専門家を目指している高等専門学校の学生にも試してもらった。そして、そのミニロボによって介助の原理が理解しやすく、実際に役に立つか否かの“有用性”を検証してもらった。その結果、この種の専門学校生においても一定の有用性があることが分ったので、一連の教育実践の流れと合わせて報告する。}, pages = {79--85}, title = {ここ岩手から介助ミニロボで“介護クライシス”に立ち向かう : 看護専門学校での「楽する介助」の力学実習をもとに}, volume = {14}, year = {2015} }