@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00010828, author = {冨岡, 真吾 and 高橋, 一男 and 清水, 茂幸 and 澤村, 省逸 and 清水, 将 and 上濱, 龍也}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, The journal of Clinical Research Center for Child Development and Educational Practices}, month = {Mar}, note = {体力とは、人間の活動や生存の基礎となる身体的能力である、行動体力と防衛体力の2つに分けることができる。行動体力に直接かかわる要素である、行動を起こす力、行動を持続する力および行動を調整する力が含まれる。これらは、筋機能、呼吸循環機能、神経機能、関節機能などが関与する。これに対して、防衛体力は生存にかかわる要素であり、身体にとって不利になる外部環境の変化(さまざまなストレス)に対して、生体の内部環境を一定に保つ能力である(勝田2007)と述べている。体力の中で敏捷性に着目すると、敏捷性を構成する因子として、筋の収縮速度、筋を支配する運動ニューロンのインパルス発射様式、運動が長い時間にわたる場合の酸素消費能力などがあげられる。これらの要因の組み合わせによってさまざまな敏捷な動作の様式が成り立っている。さらに、敏捷性を体力の要素の1つとしてみる際に、与えられた刺激に対して反応動作が起きるまでの時間、つまり反応時間がある(猪飼1975)。  反応時間については昔から多くの研究者によって測定、検討がなされている。一般的には、視覚(光)、あるいは聴覚(音)の刺激に対して手、足を用いてできるだけ早く規定された動作を起こすことによって測定される。この合図から動作が起こるまでの時間がすなわち反応時間である。 猪飼(1975)は、運動を行うことによって反応時間が変動することを報告している。この報告では、運動することによって反応時間が一過性に短縮し、被験者のトレーニングの程度によって反応時間の最小値に差があるとしている。}, pages = {179--183}, title = {しゃがみ込み動作が全身反応時間に及ぼす効果について}, volume = {14}, year = {2015} }