@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00010829, author = {川越, 正輝 and 澤村, 省逸 and 清水, 茂幸 and 清水, 将 and 鎌田, 安久 and 上濱, 龍也}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, The journal of Clinical Research Center for Child Development and Educational Practices}, month = {Mar}, note = {クロスカントリースキーは全身持久力を競う冬季の代表的なスポーツであり、起伏の激しいコースを専用のスキーとストックを用いて踏破し、その所要時間を競う。競技種目は1kmのスプリントから50kmの長距離まで幅広く、走法もクラシカル走法を用いる種目とスケーティング走法を用いる種目に分けられる。コースはのぼり斜面・下り斜面・平地の3要素によって構成され、50kmの走行時間は2時間以上に及ぶ。 同じく全身持久力を競うスポーツである陸上競技の長距離走やマラソンは、概ね平坦な走路を走り、主に下肢を中心とした運動といえるが、クロスカントリースキーは下肢によるキック動作に加えて、上肢によるストックワーク、滑降中のバランス保持能力が必要とされる。また、長距離走やマラソンでは、スタートダッシュやゴールスプリントを除いては、ほぼ一定の走速度で一定の走動作が行われ、運動強度が急激に変化する場面は少ない。一方、クロスカントリースキーの場合にはコースに起伏があり、滑走・登行・滑降と運動動作を変える必要があり、運動強度にも大きな変化が生じる。上下肢の力を総動員しなければならない登行時に比べ、下り斜面をクローチングフォームで滑降する局面では運動強度が抑えられ、疲弊した身体を回復させるタイミングでもある。このことは、陸上競技の長距離走やマラソンとは異なる、このスポーツ特有のものである。全身持久性とは、長時間にわたって高い酸素摂取水準で全身的な活動を行い続ける能力を指す。一般に、最大酸素摂取量(VO2max)と換気性作業閾値(VT)によって全身持久性が妥当に評価できるとされている。}, pages = {185--189}, title = {岩手県エリートクロスカントリースキーヤーの全身持久性ジュニア競技者とシニア競技者の比較}, volume = {14}, year = {2015} }