@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00010831, author = {清水, 将 and 清水, 茂幸 and 栗林, 徹 and 鎌田, 安久 and 澤村, 省逸 and 上濱, 龍也 and 浜上, 洋平}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, The journal of Clinical Research Center for Child Development and Educational Practices}, month = {Mar}, note = {わが国の学校体育では、平成20年に告示された学習指導要領以降は、系統的なカリキュラムとして小学校から高等学校までの12年間の系統性が示され、その内容として6つの領域が設定されている。従前、小学校低学年から中学年の内容は、「基本の運動」として示され、領域を超えて包括的に設定されていた。基礎的な身体能力を身に付けて運動を実践していく観点から考えると、「基本の運動」は高学年への系統性が見えにくく、各学年の内容が不明確であることから、発達段階のまとまりを考慮して体系として具体的に示すこととなったのである。 一方でわが国の体育の中心的な内容であった体操は、学習指導要領の改訂によって現在では領域の名称としては存在しない。器械運動や体つくり運動の中で内容として体操が教えられることになっている。体操は、日本体操協会や国際体操連盟では、①一般体操(競技をしない)、②体操競技、③新体操、④トランポリン、⑤スポーツアクロ体操、⑥スポーツエアロビクスの6分野に分類している。金子(1974)によれば、体操の起源からは、教育的体操には体育運動全般が含まれ、健全な身体の育成を目指した運動を指すとされている。スエーデン体操の創始者であるリングは、教育体操・軍事体操・保健体操・芸術体操として分類し、徒手の運動と器械の運動に大別した。日本における体操は、明治11年の体操伝習所設立によってリーランドが導入したことに始まる。森田(1999)によれば、リーランドの導入した普通体操が学校体育の基盤となったが、富国強兵策を推進する軍の要望する兵式体操も並立され、それらを解消するために大正2年「学校体操教授要目」(文部省訓令第一号)を制定公布し、学校体操の統一及び整理を図ることになったといわれている。その結果、徒手体操の一つであるスエーデン体操が、学校教育の内容として示されることになったのである。これ以降、兵式体操で行われていた懸垂や跳躍、スエーデン式の器械運動である肋木などが統合され、体操の内容として学校体育で実施されている。前転がりや前転は、現在では体つくり運動や器械運動の中で実施されている。}, pages = {201--210}, title = {マット運動における回転系接点技の系統的指導法に関する研究 : ゆりかごを用いた前・好転の同時習得プログラムの検証}, volume = {14}, year = {2015} }