@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00010961, author = {佐藤, 友美 and 大鷹, 円美 and 菅原, 正和}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, The journal of Clinical Research Center for Child Development and Educational Practices}, month = {Mar}, note = {虐待認知とは、他者が保護者(親またはそれに準ずる養育者)の攻撃的行動を見たときに、虐待として認知するかどうかの程度を表す。この程度の違いには個人差があり、どのような要素が虐待の認知差に影響を与えているかを検討する。本研究の主な目的は、大学生を対象に、虐待認知と攻撃性・IWM との関連で、「1)攻撃性の高い者は自身が攻撃的であるために、他者が攻撃を加えている場面を見てもそれほど被害者の心が傷ついているとは思わず、その行為を虐待と認知する程度が低くなる可能性がある、2)親とのIWM において信頼(secure)得点の高い者は、低い者よりも、ある攻撃的行動を虐待と認知する可能性が高くなる」の二点を仮説に掲げ、攻撃性とIWM が虐待認知に及ぼす影響を明らかにすることであった。  その結果、虐待認知とBuss-Perry 攻撃性尺度における身体的攻撃との間で負の相関があり、身体的攻撃性の高いものは虐待を認知する程度が低くなり、よって1)の仮説は支持された。仮説2)は今回の調査では有意な差が見られず、棄却された。}, pages = {139--147}, title = {攻撃性とIWM(Internal Working Model)が虐待認知に及ぼす影響}, volume = {10}, year = {2011} }