@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00011004, author = {大河原, 清 and 苅間澤, 勇人 and 佐々木, 佳史}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践研究指導センター研究紀要, The journal of the Center for Educational Research and Practices}, month = {Mar}, note = {本稿は,学級通信の記事を2種類のメッセージ表現で作成する場合に,[1]読み手が同一内容として受け取るか,[2]2種類のメッセージ表現に対応する受け取り方をするかどうかを確認することが,主な研究目的である。このため,2種類のメッセージ変更に伴う内容伝達の影響を,次の2つの被験者を対象として調べている。①大学生を被験者とする場合,②高校生を被験者とする場合,とである。2種類のメッセージ表現とは,『教師学』における「あなたメッセージ」と「わたしメッセージ」に基づいている。研究結果から,「あなたメッセージ」が生徒を命令・コントロールするメッセージであるのに対して,「わたしメッセージ」がやる気や自主性を育てるメッセージであることが確認された。また,メッセージ変更のためには,表現そのものの変更よりも,そのメッセージを変更しなければならない考え方そのものを変更することの方が,より生産的ではないかということが分かった。本稿は,従来,単独に行われてきた教育観の調査と,コミュニケーションにおける教師発言とを結び付ける研究としても位置づけることができる。}, pages = {251--269}, title = {学級通信記事における2種類のメッセージ表現に対する学習者の反応}, volume = {7}, year = {1997} }