@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00011074, author = {鎌田, 文聰}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践研究指導センター研究紀要, The journal of the Center for Educational Research and Practices}, month = {Mar}, note = {反復光・音刺激呈示に対する健常新生児とダウン症新生児(生後1日から生後5週齢まで)の、定位反応の発達過程研究から以下のことが明らかになった。 1.生後1日から生後4週頃までの健常新生児には、三つの発達的変化期が認められる。しかし、ダウン症新生児では、それが一つ(「第1発達期」)認められるのみであった。 2.第1発達期は、生後1日から1週までに認められ、「防御反射期」とでも呼べる時期であり、また生後2週から3週の第2発達期は、「定位反応発生期」と、さらに生後3週から4週の第3発達期は、「定位反応充実期」とでも呼べる発達期である。 3.健常新生児に於ける注視反応の発達は、生後2~3日頃から芽生え始め、生後4~5週頃に一定の安定性を得るようになる。しかし、ダウン症新生児に於けるそれは、生後2週頃から芽生え始めるが、生後4~5週頃までに一定の安定性を得ることは極めて難しく、さらに時間を要する。 4.健常新生児に於ける移動光刺激に対する追視反応の発達は、生後7日頃から芽生え始め生後30日頃に一定の安定性を得る。しかし、ダウン症に於けるそれは、生後21日頃から芽生え始めるが一定の安定性を得るまでには、さらに時間を要する。}, pages = {93--130}, title = {健常及びダウン症新生児の視・聴覚刺激に対する定位反応の発生と発達}, volume = {1}, year = {1991} }