@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00011150, author = {池田, 揚子 and 清水, 房}, journal = {教育工学研究}, month = {Mar}, note = {近年入学する家政科希望学生の被服縫製技能が,以前の学生と比較して力不足を感ずることが多い。実技力というものは,各人の意識的な積み重ねの努力と訓練があってこそつくものと思われる。学生たちの既習縫製内容を知ることが先決と考え,製作教材名,基礎技術の習熟度,洋服のおもな部位の知識,裁断時の知識として必要なことのおもなものについてアンケート調査をおこなった。併せて,縫製に関係する実技テストの一部を実施し,10年前におこなったものと比較検討した。調査結果を大学の被服教育のカリキュラム改善のための資料とすることを目的とした。 結果についてみると縫製教材数は,学校サイドで採用に差があるために個人的な差となっている。又,学校種別にも差があり,特に高校で陥没している。 基礎技術の習熟度は,低い結果であった。 縫製の基礎的知識の定着度は,教材によって異なり,裁断時の縫代の分量やつけ方については皆無に近い状態であった。 これらの結果を,重点的に指導する教材要素(精選)の足がかりとして,徹底させていく方針である。学習の実態は,中学校に重点が置かれているようであるが,高校において中学から一貫した指導計画が考慮されることが望ましいと思われる。}, pages = {45--53}, title = {家政科入学生の縫製技能について}, volume = {5}, year = {1983} }