@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00011224, author = {伊藤, 章一 and 栗林, 徹}, journal = {教育工学研究}, month = {Mar}, note = {岩手県内の学校体育において,冬期になると実施されている代表的な学習内容の一つに,スキーを挙げることができる。そこで県内の小学校体育におけるスキー授業の実態を明らかにし,諸問題を検討するためのアンケート調査を行った。調査対象は,県内11ヶ所の教育事務所を通して,全県下小学校総数496校より,スキー実施校273校を抽出,アンケート用紙を郵送し,207校より回答を得た。回収率は75.8%であった。アンケートにより基礎的な資料を得ることができた。しかし,岩手県を一つの地域として捉えてしまうと,地理的,気候的な要素,学校の立地条件などにより実施状況が一様ではなく,様々な観点から継続的研究が必要と思われる。県内学校スキーは,寒冷・積雪地の冬の自然を生かしたスポーツとして,地域環境に相応したスキー形態をより取り入れるべきと思われる。しかしながら,スキーを体育の教材として行う場合,用具の問題,経済的な問題,実習場所と時間的問題,指導者,指導内容,指導法などの問題が少なくない。この状況において現場教師は,学校スキー研究の必要性を感じており,研究会の設立を期待し,その成果を待ち望んでいることがうかがえた。}, pages = {175--185}, title = {岩手県内の小学校における冬期体育(スキー)実施状況の調査}, volume = {10}, year = {1988} }