@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00011318, author = {八木, 一正 and 佐々木, 聡也 and 佐藤, 真理}, journal = {岩手大学教育学部研究年報}, month = {Mar}, note = {水に食塩を混ぜると食塩の質量が消えて無くなると思っている子どもは多い。子どもが学習に向かう時、このように頭が白紙ではなく、様々な思い込みや先入観でもある「素朴概念」で強く染まっていると考えねばならない。その思い込みは、日常体験に根差しているがゆえに、頑強で、簡単に変えられない。そのために、様々な理解を妨げ、「つまずき」の原因にもなっている。本論では、水に食塩を混ぜ濃度を求める問題を通して、その素朴概念を改善する試みを小学校で実施した。その結果、かなりの改善がみられたので報告する。学問的には理科教育の概念構成の研究で、特にイメージし難い「内包量」としての「濃度」の考え方を習熟させ、子ども達に確固たる「思考の枠組み」を構築させるという試みである。}, pages = {57--67}, title = {小学校理科における濃度概念形成の試み : 宮古小学校での実践を通して}, volume = {71}, year = {2012} }