@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00011350, author = {田中, 隆充}, journal = {岩手大学教育学部研究年報}, month = {Feb}, note = {日本の伝統工芸のほとんどはエンドユーザー自身で組み立てることが出来ないため、職人が組上げた完成された製品の状態で輸送している。特に伝統的な形状である階段箪笥は輸送時における無駄なスペースが多いことと、家具そのものを保護するための梱包に多くの時間と費用 を要している。結果的に特に海外輸出においては輸送コストがあがり、販売価格が高くなり販路拡大が難しくなっている。輸送コストが最も安い方法はエンドユーザーが機内に持込み運搬することであるが、本開発は機内に持込が可能な寸法と重量を目標とし、よりコンパクトな 組立式の家具を目指した。また、前述の目的を達成するには木材と木材を容易に接合できる部品の開発も必要である。したがって、従来の階段箪笥の様相を保持しながらエンドユーザーが簡単に組立てられるキットを制作するには接合部品が不可欠であり、2007年度は主に接合 部品の試作を行った。そして、2008年度においてはその接合部品の構造を基軸に組み立て式の階段箪笥の試作を行った。尚、本開発は岩手県の伝統工芸である岩谷堂箪笥の技術を用い、2005年度から始めた産学共同研究、およびJST のシーズ発掘試験の成果を基軸に開発した(注1 ~注3, 注8)。}, pages = {111--116}, title = {組み立て式の日本の伝統的家具の開発}, volume = {69}, year = {2010} }