@misc{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00012535, author = {澤内, 大樹}, month = {}, note = {本研究では環境教育の一環としてバイオエタノールに注目し、バイオエタノールが抱える問題点として挙げられる「食糧との競合」をできるだけ回避した新規教材の開発の検討を行った。 第二章では地球温暖化について現状とその課題及びバイオエタノールについて現在の製造法とその問題点について論じた。 第三章では新規の材料として岩手県特産のリンゴ、特に廃棄されるリンゴに着目してバイオエタノールの合成の検討をリンゴの品種及び酵母の種類で行い、サンフジと日本酒酵母7号との組み合わせが有効にバイオエタノールを合成できるという結果になった。 第四章では現在の環境教育の位置づけについて論じ、バイオエタノールの教材化によって期待される教育効果について論じた。 第五章では地球温暖化及びリンゴを材料にしたバイオエタノールの合成について中学校で生徒にリンゴからバイオエタノールを合成し、それを分離する実験を行う実践授業を通して、選択及び記述式のアンケートの結果から本研究で開発した教材は有効であることが示された。 以上、本研究では廃棄されるリンゴを用いたバイオエタノールの合成検討を行い、さらにそれらを用いて授業実践を行い、環境教育の教材として有効な手段であることを示した。}, title = {新規材料によるバイオエタノール合成および教材化への応用}, year = {2011} }