@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00012642, author = {内山, 三郎}, journal = {RHACOPHORUS}, month = {Mar}, note = {「モデル生物」とはどのような生物を指しているのかということであるが、厳密に「モデル生物」と「非・モデル生物」との線引きがされているわけではない。一般には研究の分野において、ゲノム生物学的・遺伝学的・発生生物学的・細胞生物学的等々の多角的な研究が進んだ生物で、研究用実験生物として解析が容易に進められる利点のある生物を指しているようである。アメリ力の国立衛生研究所(NIH : National Institutes of Health )のホームページには、医学生物学研究のための「モデル生物」として9つの生物種が挙げられていて、細胞性粘菌もそのーつとして取り上げられている。そこには、ほ乳動物ではマウスとラットの2 種、ほ乳動物以外の生物として細胞性粘菌(Dictyostelium discoideumキイロタマホコリカビ)、出芽酵母、線虫、ショウジョウバエ、ゼブラフィッシュ、アフリカツメガエルの6種、その他として高等植物のシロイヌナズナが挙げられている。粘菌研究者が、恣意的に細胞性粘菌を「モデル生物」としているわけではない。また、「モデル生物:細胞性粘菌」と題した研究書も出版されている。他ではこれらの生物以外にも、ニワトリ、ホヤ、分裂酵母などが「モデル生物」とされている。}, pages = {14--19}, title = {モデル生物・細胞性粘菌の自家蛍光}, volume = {22}, year = {2005} }