@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00012698, author = {藤井, 知弘}, journal = {岩大語文}, month = {Dec}, note = {「カリキュラム」は実践現場においては、教育指導計画を指すことが一般的な理解となっている。しかし近年、語源からその意味を示した佐藤学(1996)のように「学びの経験」としてその用いられ方が新しい広がりを見せている。IRAのThe Literary Dictionary(1996)においても「学校において計画され提供されるすべての教育的経験」といった意味が含まれている。(*1)一方、児童・生徒の読書生活の実態に目を向けてみると、「本離れ」と言われる現象については特に中・高生において深刻化しつつあるし、成人の読書状況の調査においても不読者、アリテラシー:「読み方は知っているが読まない人」(桑原隆1996)が増えている。(*2)このような状況を踏まえ、語文化の根幹を担う国語科として、特に学校教育においてどのような学習経験を組織し、子供たちにどのような成長、発達を保証していくのか、それは文化の発展にどのように関わっていくのかといったことが、カリキュラム研究には求められているといえる。そこで本発表では、以下の3つの柱について述べることとする。○国語科教育と読書教育との関連性○読書カリキュラムの基盤と特質○読書カリキュラムの実践的展開例からの考察}, pages = {42--56}, title = {国語科を核にした読書カリキュラムの創造}, volume = {9}, year = {2002} }