@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00012749, author = {宇佐美, 公生}, journal = {人間・文化・社会}, month = {Mar}, note = {われわれの経験する世界が夢や幻想ではないという保証はどこにあるのか。こうした懐疑に応ずるには,その懐疑を成立させている根拠を問うのが最も簡単であろう。たとえば幻覚や錯覚はそれだけで全ての経験を疑わせる根拠 にはならない,ということを示せばよいのである。 では道徳的世界が夢である可能性はどうであろうか。価値は(時代や文化に)相対的であり,善も悪も「事実としての世界」の内にはないという多くの証言に照らせば,普遍的な道徳など形而上学者の夢でしかない,という主張を覆す根拠を示すことは難しいように思われる。}, pages = {57--73}, title = {道徳における内的実在論と自由}, year = {1997} }