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  1. 010 人文社会科学 Humanities & Social Sciences
  2. 論文集

「家計調査」に基づく酒の消費の地域性

https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12758
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12758
ff873aa0-62fa-4e17-b7f9-596af2bcf585
名前 / ファイル ライセンス アクション
hcs-p445-478.pdf hcs-p445-478.pdf (1.8 MB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2010-03-15
タイトル
タイトル 「家計調査」に基づく酒の消費の地域性
著者 髙橋, 宏一

× 髙橋, 宏一

髙橋, 宏一

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著者別名
姓名 TAKAHASHI, Koichi
著者(機関)
値 岩手大学人文社会科学部
Abstract
内容記述タイプ Other
内容記述 日本における食文化の地域性に関する従来の研究は,方法的には料理に使用する素材や調理加工方法などの地域的遣いを定性的に調べる研究と,統計資料を用いて消費額・消費量の地域差を定量的に分析する研究とに二分される(山下 1992 p.115)。さらに後者には,各食物毎に作成した消費額・消費量の分布図に基づいて,食物毎の分布パターンやそれら相互の関連について論じた研究(山口1987, 鈴木・久保 1980など)と,多変量解析を用いて各食物に共通する主成分・因子を抽出し,それらの地域性を論じた研究(森 1983, 山下 1992など)がある。しかしそこで得られた分析結果は,同じ統計資料を用いている場合でも,研究によって必ずしも一致しない。つまり日本の食文化の地域性を規定している空間的次元にはどのようなものがあり,それほどの程度安定しているのか,また各々どのような意味を持っているのかがよく分からない。
同じ統計資料を用いても分析結果が異なる理由として,分析方法が異なることと統計資料の扱い方に問題があることがあげられる。前者については,研究目的が食文化の地域性すなわち多数の食物間の空間的消費パターンの関連性の解明にある場合は,分布図を比較する際の主観をできる限り排除するためにも,多変量解析などの客観的方法を用いた方が良いことは言うまでもない。一方日本の食文化の地域性を把握する際に用いられる統計資料には,「家計調査年報」と「全国消費実態調査報告」の2つがあるが,いずれも利用上注意すべき問題点がある。しかしながら統計資料を利用する際これらの点にあまり注意が向けられていないように見受けられる。本論で用いた資料は「家計調査年報」であり,従来の研究でも「家計調査年報」の方がよく用いられているので,ここでは「家計調査年報」について述べることにする。
出版者
出版者 岩手大学人文社会科学部
登録日
日付 2010-03-15
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
著者版フラグ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
書誌情報 人間・文化・社会

p. 445-478, 発行日 1997-03-28
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Ver.1 2023-05-15 15:01:18.628339
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