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『蜻蛉日記』上巻の到達点
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12773
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/127731c46f4d8-4244-4c4b-b9c8-45c571621287
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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| 公開日 | 2010-03-16 | |||||||
| タイトル | ||||||||
| タイトル | 『蜻蛉日記』上巻の到達点 | |||||||
| 著者 |
家井, 美千子
× 家井, 美千子
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| 著者別名 | ||||||||
| 姓名 | IEI, Michiko | |||||||
| 著者(機関) | ||||||||
| 値 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||
| Abstract | ||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||
| 内容記述 | 『蜻蛉日記』(以下『日記』と略称する)の上巻には,あきらかに序と跋と読める文章があり,この文章自体が最初の女流日記宣言として,また作者の主題意識を明確に示すものとしてよく知られている(1-1・2)。とともに,ここで揚言されている「思ふやうにもあらぬ」身の上の記としては,『日記』においてはむしろ中巻がそれを達成しているのであり,上巻は「幸福の記」でさえある,という読み方もある1)。 つまり上巻では,その序跋の文の基調と,それに枠づけられた内部の記述とのくいちがいが,成立や形成を問題とする視点から常に論じられてきた。しかしこれらの論議でも,それぞれの巻の成立時期を何年と推定するかという詳細な点を別にすれば,特に上巻の世界と中巻のそれとの異質さは,上巻を書き継ぐ行為を通して作者が成長し,より「日記的」な中巻を書くに至ったという,作家としての成熟による,という前提で共通していると考えられる。 |
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| 出版者 | ||||||||
| 出版者 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||
| 登録日 | ||||||||
| 日付 | 2010-03-16 | |||||||
| 言語 | ||||||||
| 言語 | jpn | |||||||
| 資源タイプ | ||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
| 著者版フラグ | ||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
| 書誌情報 |
思想と文化 p. 187-200, 発行日 1986-02-05 |
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