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循環する「真実」-キーツの詩にみる球体のイメージ-
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名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2010-03-16 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 循環する「真実」-キーツの詩にみる球体のイメージ- | |||||||
著者 |
三浦, 勲夫
× 三浦, 勲夫
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著者別名 | ||||||||
姓名 | MIURA, Isao | |||||||
著者(機関) | ||||||||
岩手大学人文社会科学部 | ||||||||
Abstract | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | キーツの「ギリシャの古壷についてのオード」は結びに置かれたアフォリズム, 「美は真にして,真は美なり」これ汝らがこの世で知る全て,知るべき全てなり によって結ばれる。誰が,経に,この言葉をとなえたかについて古くからいくつかの解釈が提出されてきた。しかし文献的な研究により,この詩行の句読法が定められてからは,壷が人間に語りかけているのだという解釈に落ち着いている1)。解釈が落ち着けば,一応,読者である我々も「そうなのか」と納得する。ところが次の段階として,「それでは,ここにいう真とはどんな物なのか?」という疑問が当然わき起こる。「ギリシャの古壷についてのオード」の鑑賞も,その疑問の解明がなされないとすっきりしない。 実は,このアフォリズムに至る迄には「真実」についての,ということは「美」についての,ひたむきな思索が数年にわたって,キーツの心の中で行なわれてきたのである。その思索の進行と共に,彼の考える「真実」像も成長を遂げる。その成長の過程を辿り,「真実」の意味を探ることがこの小論の目的である。 |
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出版者 | ||||||||
出版者 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||
登録日 | ||||||||
日付 | 2010-03-16 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
書誌情報 |
思想と文化 p. 309-325, 発行日 1986-02-05 |