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フォレットのケース・ワーク活動の意味-社会哲学の基礎としてのフォレット理論-
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12802
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12802b970e49e-a5ce-43bd-9c85-f752e5b711f4
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2010-03-18 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | フォレットのケース・ワーク活動の意味-社会哲学の基礎としてのフォレット理論- | |||||||
著者 |
榎本, 世彦
× 榎本, 世彦
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著者別名 | ||||||||
姓名 | ENOMOTO, Tokihiko | |||||||
著者(機関) | ||||||||
岩手大学人文社会科学部 | ||||||||
Abstract | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | メアリー・パーカー・フォレット(Mary Parker Follett, 1868~1933)は,20世紀初頭のアメリカの産業社会勃興期に,比類なきケース・ワーク活動において,全米を席巻する大きな業績をあげた。しかし,その活動は1917年後急速に衰退して行った。以後,彼女はケース・ワーク活動の指導理念であった民主主義社会の形成を政治学・社会学的著述活動から経営学的研究へと発展させて行った1)。 フォレット以前のどの政治学者も社会科学者も産業における集団の問題を研究対象とした人はいなかった。全体(whole)として国家論やコミュニティ論を述べる伝統的な研究視点を産業の集団の研究という視点に転回させた のがフォレットの業績であった2)。 ハーバード大学社会倫理学および医学教授のR・C.キャポット(Richard C. Cabot)博士は,彼女が「全ての社会科学を通して有効なる一つの原理を見ていたし,社会諸科学がそれぞれの行為論において非常に偏狭で,非常に部門化していることを,不思議がっていた」3) と,書いている。 なぜ彼女はこのような考え方に行きついたのであろうか。そしてそのような考え方の持つ意味は何であろうか。このような疑問点をもって,彼女の業績を吟味することによって,われわれはフォレットの学説に多くの人びとが引かれている理由を探求し,彼女か真に問題としたかったものと,そのことで欠落する点があるとすればそれは何かということを探り出してみたいと思うのである。 |
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出版者 | ||||||||
出版者 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||
登録日 | ||||||||
日付 | 2010-03-18 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
書誌情報 |
思想と文化 p. 627-643, 発行日 1986-02-05 |