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メタファーの諸相
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12810
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12810a1a3d2d0-5354-49d8-9a0a-09528d07c071
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公開日 | 2010-03-19 | |||||||
| タイトル | ||||||||
| タイトル | メタファーの諸相 | |||||||
| 著者 |
能登, 恵一
× 能登, 恵一
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| 著者別名 | ||||||||
| 姓名 | NOTO, Keiichi | |||||||
| 著者(機関) | ||||||||
| 値 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||
| Abstract | ||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||
| 内容記述 | 初めに「ミュンヘンの人口は百万である」(1)と「あの人は猪だ」(2)そしてチョムスキーの有名な例である"Colourless green ideas sleep furiously." (3)のこの三つの発話を考えてみることにする。この三つの発話はその町,ある人物そしてある観念について表示し,その対象を表象している。どの発話もそれぞれ主題に対する情報を提供しているのだが,その情報に対する受け 手の認識は一様ではない。(1)は当該都市の人口の数字に関する内容の真偽についての発話であり,その認識的意味においてこの発話を巡って発話内容そのものがそこで表わされた数字の真偽以外のところでそれ以上取沙汰されるとは考えにくい。これに対して,(2)の発話では多様な解釈が考えられる。たとえば,その人物が芝居などで猪の役を割り当てられていたり,絵を描いていて,それが猪の絵であったり,あるいはレストランで注文したものが猪鍋 である,といったような種々のコンテクストが与えられているのであれば,その内容を巡る真偽に関わる発話ということになる。だが,そのような発話の指示条件を備えていないところで,等該の人物について「あの人は猪だ」という発話がなされた場合には,その「人物」は[一人間],ここでは[+動物]であるということになり,この表現形式とその意味内容は明らかに意味論上の違反を侵した発話,つまり記号の指示対象間における不一致ないしは表現内容が矛盾性を孕んだ発話ということになる。「あの人は猪だ」というとき,この発話全体と共起する場面にその指示する条件が満たされていないのであれば,この発話はその認識的な意味には全く関与していないことになるわけである。しかしそれ故にその意味論上の違反を侵した発話の意味が送り手の発話意図に対する受け手の解釈の意識にある種の働き掛けが作用するとき,すなわち,ある一つの発話が意味論上の破格でありながらもその発話内容に何らかの有意性が直感的に認められる場合,受け手はその記号の解読を余儀なくされる。しかし発話(3)にいたっては直感的にそこに有意性を認めるのは容易ではない。 |
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| 出版者 | ||||||||
| 出版者 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||
| 登録日 | ||||||||
| 日付 | 2010-03-19 | |||||||
| 言語 | ||||||||
| 言語 | jpn | |||||||
| 資源タイプ | ||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
| 著者版フラグ | ||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
| 書誌情報 |
言語と文化 p. 29-38, 発行日 1993-03-20 |
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