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真正粘菌変形体の運動と情報処理について
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12942
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12942453ffabf-707c-4c93-b42d-f60639bf2d57
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2009-03-27 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 真正粘菌変形体の運動と情報処理について | |||||||||||
著者 |
小林, 亮
× 小林, 亮
× 手老, 篤史
× 中垣, 俊之
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著者別名 | ||||||||||||
姓名 | KOBAYASHI, Ryo | |||||||||||
著者別名 | ||||||||||||
姓名 | TERO, Atsushi | |||||||||||
著者別名 | ||||||||||||
姓名 | NAKAGAKI, Toshiyuki | |||||||||||
著者(機関) | ||||||||||||
広島大学 | ||||||||||||
著者(機関) | ||||||||||||
北海道大学 | ||||||||||||
著者(機関) | ||||||||||||
北海道大学 | ||||||||||||
Abstract | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 自然界はさまざまな「かたち」で満ちている。それらの「かたち」(=構造)はすべて何らかの自然のしくみによって自発的に形成されたものである。我々はそれぞれの構造に対し、なぜそれが形成されたかを問うことができる。そして多くの場合その答えは自明ではなく、十分に研究対象となり得るものである。実際、結晶成長・流体のパターン・粉粒体のパターン・化学反応波のつくるパターン等は、非線形科学の研究対象として恰好の材料を提供してきた。 上記のような無生物の構造形成に対しなぜを問うた場合には、それがいかにして形成されたかが説明されれば、満足が得られるであろう。それに対し、生物の構造形成に対しなぜを問う場合は多少事情が異なる。生物の構造には、ほとんどの場合「機能」が関係しているからである。それゆえ、その構造がいかに生物の生存や増殖に有利であるか、という説明が一つの答えになるわけである。もちろん無生物の場合と同じように、その構造がいかにして形成されたかという説明も、もう一つの答えである。このように生物の構造形成においては常に「機能」や「情報処理」という要素がからんでいて、それが無生物の場合と異なる点であり、また面白い点でもある。 さて、本稿で扱う真正粘菌変形体は、何ら分化した器官を持たないアメーバ生物で、それゆえ環境のセンシング・判断・運動を体全体で滞然一体となって行っている。すなわち「感じる体、考える体、行動する体」である。その体制は高度に均質なサブシステムからなっているので、均質な要素からなる系の集団運動から情報機能が創発するしくみを解明するにはまたとないモデル系であると言えよう。 |
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出版者 | ||||||||||||
出版者 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||||||
登録日 | ||||||||||||
日付 | 2009-03-27 | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
著者版フラグ | ||||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||||
書誌情報 |
盛岡応用数学小研究集会報告集 巻 2006, p. 26-35, 発行日 2007-01-01 |