@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00012957, author = {天木, 桂子}, journal = {盛岡応用数学小研究集会報告集}, month = {Jan}, note = {洗浄における汚れの除去横横を考える壌合,化学的作用と物理的作用の2点からアプローチする必要がある.化学的作用とは,主として各種洗剤の主成分である界面活性剤の働きによる浸透,分散,乳化,可溶化,再汚染防止,張力低下などの界面化学的作用によって汚れ除去が行われるメカニズムである.これらに関しては,従来からあらゆる観点で多<の研究が行われており,界面活性剤水溶液の有効性が確かめられている.一方,物理的作用とをも主として汚れや被洗物に外部から与えられる機械力で,摩擦,衝撃, 攪拌などである.また,物理作用の寄与率は,全洗浄力の40-50%を占めるという報告もある.洗浄にこうした機械力を積極的に活用することは,汚れ除去には有効だが,同時に被洗物全体への負担も機械力に比例して増加するため,基質(繊維や布地)の損傷,劣化をもたらすことは避けられない.  筆者は,この点を改善する,すなわち洗浄効果と基質損傷の低減の両方を満足させるねらいから,これまで洗浄液の持つ流体力に着目して研究を行ってきた.すなわち,洗浄液としての界面活性剤水溶液の流動時の挙動特性を解明しながら,結果を水など他の流体と比較することで,洗浄に界面活性剤を用いることの有効性を流体力学的にも明らかにすることを目的とした.}, pages = {26--34}, title = {洗浄機構に関わる流体力の検討-界面活性剤水溶液のレオロジー挙動の解明-}, volume = {2004}, year = {2005} }