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実存心理検査PIL(Purpose-in-Life Test)B・Cの数量的分析についての方法論的考察
https://doi.org/10.15113/00013004
https://doi.org/10.15113/000130047f417e6c-e545-4975-933a-33209c9afd87
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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| 公開日 | 2015-10-22 | |||||||
| タイトル | ||||||||
| タイトル | 実存心理検査PIL(Purpose-in-Life Test)B・Cの数量的分析についての方法論的考察 | |||||||
| 著者 |
佐藤, 文子
× 佐藤, 文子
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| 著者(その他) |
現代行動科学会誌編集委員会
× 現代行動科学会誌編集委員会
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| 著者(機関) | ||||||||
| 値 | 岩手大学 | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | Purpose-in-Life Test | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | PIL | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | 実存心理検査 | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | 臨床心理 | |||||||
| Abstract | ||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||
| 内容記述 | PIL(Purpose-in-Life Test)は Frankl,V. の考えに基づいて、アメリカのCrumbaugh,J.C. らによって考案されたものである。 Frankl(1952)は人間の動機づけの基本となるものは「意味への意志」と考えた。人は自分の人生に独自性の感覚を与える意味と目的を見いだせない時、実存的空虚( existential vacuum )を経験する。この空白状態は主として退屈、倦怠として現れ、それが持続すると「実存的欲求不満」となる。これは意味、目的が見いだせないことに対する情緒的反応であるが、神経症的な人の場合は、昂じると精神因性神経症( noogenic neurosis )となる。アメリカの Crumbaugh らは Frankl のいう精神因性神経症が、力動的に解釈されている従来の神経症と異なるものなのかどうかを決定することを最終的なねらいとし、「人生の意味、目的」という実存的概念の数量化を進めること、特に Frankl の記述した実存的欲求不満の状況を数量的に測定することを目指して Purpose-in-Life Test(PIL)を考案した(1964)。 PILは3つの部分から構成されている。Aは態度スケールと呼ばれており、個人がどの程度に「人生の意味、目的」を体験しているかを問う20の項目(7段階評定)からなる質問紙法である。Bは文章完成法(13項目)、Cは自由記述の形式で、人生の意味、目的、そしてそれらをどのように経験し、あるいは達成しているかについて記述を求める。 Crumbaugh らは標準化についてはAのみを用いた。BとCについては臨床的に使用しており、数量化、標準化はしていない。日本では佐藤らが1966年に Crumbaugh らのPILを翻訳し、日本人被験者に施行したが、その後1987年にPIL研究会を組織して、翻訳文の改定を行い、標準化の作業を進めてきた。その際我々はAのみではなくB・Cについても数量化することを試みた。PILは実存検査とも呼ばれており、特に個人の自由な記述を求めるB・Cの数量化については我々のなかにもためらいや抵抗もあったし、またその作業は困難なものであった。一応の基準が確立されたところで、本論ではB・Cの数量化について方法論的な観点から検討を加えてみたい。 |
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| 出版者 | ||||||||
| 出版者 | 現代行動科学会 | |||||||
| 登録日 | ||||||||
| 日付 | 2015-10-22 | |||||||
| 言語 | ||||||||
| 言語 | jpn | |||||||
| 資源タイプ | ||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
| 著者版フラグ | ||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
| ID登録 | ||||||||
| ID登録 | 10.15113/00013004 | |||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||
| NCID | ||||||||
| 収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
| 収録物識別子 | AA11844564 | |||||||
| 書誌情報 |
現代行動科学会誌 巻 12, p. 1-7, 発行日 1996-09-01 |
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| ISSN | ||||||||
| 収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
| 収録物識別子 | 13418599 | |||||||