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精神医学と近年の行動科学研究―感情の社会学，文化心理学，「心」の認知神経心理学―
https://doi.org/10.15113/00013017
https://doi.org/10.15113/0001301792e58a50-4af4-4318-b5d6-9187adda497b
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
|---|---|---|
cbsa-n15p20-30.pdf (606.4 kB)
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公開日 | 2015-10-28 | |||||||
| タイトル | ||||||||
| タイトル | 精神医学と近年の行動科学研究―感情の社会学，文化心理学，「心」の認知神経心理学― | |||||||
| 著者 |
青木, 慎一郎
× 青木, 慎一郎
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| 著者(その他) |
現代行動科学会誌編集委員会
× 現代行動科学会誌編集委員会
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| 著者(機関) | ||||||||
| 値 | 岩手県立大学社会福祉学部 | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | 精神医学 | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | 内因性精神病 | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | 躁うつ病 | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | 精神分裂病 | |||||||
| キーワード | ||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||
| 主題 | 行動科学研究 | |||||||
| Abstract | ||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||
| 内容記述 | 精神医学の主な対象は一般的に内因性精神病と呼ばれているものである。つまり、身体的原因や心理的原因が明確に指摘できない疾患である。この範疇にはいる代表的なものとしては、躁うつ病と精神分裂病があげられる。しかし、この両者はともに同じ病名がついた症例でも個々が様々な経過をたどるので、多くの疾患の集まりだとする説もある。逆に「単一精神病論」という立場もある。例えば、現代ドイツの精神病理学者ヤンツァリクは内因性精神病（この中に躁うつ病も精神分裂病も含まれる）の全体が「力動の変容に応じて分類される」としている。つまり、躁うつ病と精神分裂病を別の病気とはみないのである１）。このように、精神医学の臨床は身体医学に比べて「精神病とはそもそもなにか」という本質的な問い直しが迫られる機会が多い。その際、身体疾患の病理学に対して生理学があるように、精神病理学に対して精神的に健康な人の行動や考えはどのように成立しているかを検討する必要がある。これは、とりもなおさず行動科学の課題でもある。 精神疾患は常に問い直しが必要であるとはいっても、躁うつ病も精神分裂病も診断と治療によってその経過に良い影響をあたえることができるという意味で医学的に「成功した仮説」２）であることは理解しておく必要がある。この両者はどちらかというと「重病」の部類に入るだろう。しかし、身体疾患が「重病」であるかどうかは、主として生命予後、つまり命にかかわるかどうかによっているのに対して、精神医学における「重病」は社会生活それも対人関係の良好さの程度によっている。その意味でも、行動科学との密接な関係が示唆される。また、精神医学では医学の一分野として発展したという歴史に規定され、身体と精神の対比が注目される傾向がある。あるいは、その対比を乗り越えることに努力がはらわれてきたとも言える。これと異なり、特に人と環境（社会的環境も含めて）の相互関係性を追求するという点において、行動科学の諸分野からの新しい視点の開拓が期待される。 本論では、精神疾患の予防や患者の社会復帰に携わっていた私の経験から、近年の行動科学研究が精神医学に寄与している点を検討する。以下、「感情の社会学（Sociology of emotions:例えばKemper, TH.D.1978年）」「文化心理学（Cutural psychology:例えばSchweder,R.A.他1990年）」「認知社会心理学」「認知神経心理学」等の行動科学の成果をとりあげる。 |
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| 出版者 | ||||||||
| 出版者 | 現代行動科学会 | |||||||
| 登録日 | ||||||||
| 日付 | 2015-10-28 | |||||||
| 言語 | ||||||||
| 言語 | jpn | |||||||
| 資源タイプ | ||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
| 著者版フラグ | ||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
| ID登録 | ||||||||
| ID登録 | 10.15113/00013017 | |||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||
| NCID | ||||||||
| 収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
| 収録物識別子 | AA11844564 | |||||||
| 書誌情報 |
現代行動科学会誌 巻 15, p. 20-30, 発行日 1999-10-01 |
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| ISSN | ||||||||
| 収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
| 収録物識別子 | 13418599 | |||||||
