@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00013038, author = {現代行動科学会誌編集委員会 and 堀毛, 一也 and 内出, 幸美}, journal = {現代行動科学会誌}, month = {Oct}, note = {認知症高齢者に対するケアを取り扱った書籍には、「ぼけかたにはそれぞれの特徴がある」、「お年寄りの行動には個人差がある」といった表現が頻繁に登場する(Raider&Tronquist,1995 など)。介護者、特に施設勤務介護者が、認知症高齢者の性格や感情傾向に多様な個人差が存在し、それにあわせた介護の必要性を認めていることは確かなように思われる。一方で、ケア担当者が有する性格認知や感情認知の特質の検討やその類型化、また、そうした類型を基盤とする介護の組織的・体系的検討を取り扱った研究は驚くほど少ない。とりわけ、心理学的な立場から蓄積されてきた知見を生かしつつ、認知症高齢者の性格・感情に関する施設勤務介護者の「素朴理論(lay theory; Furnham,1988)」の検討を課題とする研究や、介護に関する信念との関連性を検討した研究は、現状ではきわめて限られているように思われる。ここではまず、認知症高齢者の性格に関するこれまでの精神医学的知見について概観したうえで、施設勤務介護者の素朴理論を検討することの重要性について論じることにする。}, pages = {9--23}, title = {施設介護職員による認知症高齢者の性格・感情認知とケア・対処方略の関連}, volume = {22}, year = {2006} }