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近代社会における個人と性別
https://doi.org/10.15113/00013036
https://doi.org/10.15113/0001303636d464ec-0367-428a-9521-2a41268b5c51
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2015-11-13 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 近代社会における個人と性別 | |||||||
著者 |
佐藤, 麻衣
× 佐藤, 麻衣
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著者(その他) |
現代行動科学会誌編集委員会
× 現代行動科学会誌編集委員会
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著者(機関) | ||||||||
淑徳大学大学院 | ||||||||
キーワード | ||||||||
主題Scheme | Other | |||||||
主題 | ジェンダー | |||||||
キーワード | ||||||||
主題Scheme | Other | |||||||
主題 | フェミニズム | |||||||
キーワード | ||||||||
主題Scheme | Other | |||||||
主題 | ルーマンの社会システム理論 | |||||||
Abstract | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | ジェンダーに関わる諸現象は、われわれにさまざまな「生きづらさ」を与えている。これまでのフェミニズムおよび諸ジェンダー研究は、そうした「生きづらさ」の解消に向けられており、じっさいに数多くの効果を上げてきた。そのことはどれだけ高く評価してもし過ぎることはない。しかしながら、そうした諸研究の中には、日常的な実感とそぐわないものも多くある。近年指摘されている若者のフェミニズム離れや、バックラッシュの原因の1つには、人びとの実感とのそうしたそぐわなさがあるのではないだろうか。つまり、ジェンダー研究の多くは、ジェンダー・センシティブであるがゆえに、ジェンダーを必要以上に重く捉えすぎているという側面を否定しきれないのではないだろうか。 本稿では、ニクラス・ルーマンの社会システム理論を指針とすることで、近代社会における性別の重要性を再検討することを試みる。具体的には、近代社会という社会はいかなる社会なのか、そうした社会に生きる個人とはいかなる個人なのかという事柄について考察することをとおして、近代社会における性別の意義を相対化することを試みる。 ルーマンの社会システム理論は、これまでたびたび、性別の意義を軽視しすぎていると批判されてきた。しかしながら、私見では、ルーマンのシステム理論はむしろ、「中立的」なのである。つまり、性別の意義を過大評価することがない代わりに、過小評価することもない。したがって、ルーマンのシステム理論は、近代社会における性別が、どこでどのように重要であってどこでそうではないのかという問いに、十分な答えを提供しえるであろう。 |
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出版者 | ||||||||
出版者 | 現代行動科学会 | |||||||
登録日 | ||||||||
日付 | 2015-11-13 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
ID登録 | ||||||||
ID登録 | 10.15113/00013036 | |||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||
NCID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AA11844564 | |||||||
書誌情報 |
現代行動科学会誌 巻 24, p. 1-11, 発行日 2008-11-25 |
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ISSN | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 13418599 |