@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00013054, author = {現代行動科学会誌編集委員会 and 加藤, 孝義}, journal = {現代行動科学会誌}, month = {Sep}, note = {くせや習慣について、どのような心理的原理が働いているかという観点から特徴的な心理臨床的話題を取り上げ、それに対する対処法の提案を試みるのが本論の趣旨である。 1.くせ・習慣の定義  まず、くせや習慣はどのように定義されているかをみてみます。国語辞典によれば、癖の説明として ① いつのまにかその人がそうするようになっている行動や、行動の個人的傾向。「つめをかむくせ」「笑いぐせ」「怠け癖」。 ② 曲がったり、折れたりなどして、直そうとしてもなかなか直らない状態。「髪のくせ」「くせ毛」。 ③ (裁縫で)からだの形に合うように整えたふくらみやへこみ。「くせをつける」。 などとあります。  これらの説明に見られるように、くせという言葉の定義には、人の無意識的行動や身体部分の普通とは変わった様子が観察されることが含まれています。しかしこのような辞書的定義だけでなく、心理学的にみますと、例えば、動物のさまざまなくせ、機械のくせのように、ひと以外の使用する機械や動植物などにも広く観察される現象なのです。}, pages = {11--27}, title = {くせ・習慣の心理臨床的特性と対処法}, volume = {29}, year = {2013} }