@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00013073, author = {佐藤, 啓生}, journal = {岩手大学大学院人文社会科学研究科研究紀要}, month = {Jun}, note = {私たちが言葉による謝罪を行なう場合には,「ごめんなさい」「すみません」といった,謝罪の意味を表わす定型表現を使用することが多い。これらの定型表現は,用例を細かく見ていくと,感謝や通行時の挨拶など,明確な謝罪以外の意味を表わす場合もあるが,基本的には謝罪の文脈で使用されることが多い。よって,謝罪の意味を表わすことのある定型表現を,本稿では「謝罪言葉」と呼ぶこととする。 「謝罪言葉」に関する先行研究では,定型表現ごとの言葉としての性質の違いや,表現ごとの使い分けが起こる要因となっている文脈上の要素について,様々な観点からのアプローチが行なわれている。しかし,多岐に渡る要素同士の相互関係に触れたものや,個々の表現ごとにどのような要素の傾向が見られるか,つまりは具体的に何によって使い分けられるのか,といったことをまとめた研究は少ない。 そこで本稿は,ドラマの脚本から用例を得て,先行研究で取り上げられた,または今回の研究で有効と判断した,謝罪言葉の使い分けに関わる要素を,相互関係も含めて整理したい。またそれにより,「ごめんなさい」「すみません」といった,いくつかの代表的な謝罪言葉について,それぞれどのように使い分けられているのかを提示する。}, pages = {21--38}, title = {現代日本語の謝罪言葉に関する研究}, volume = {20}, year = {2011} }