@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00014104, author = {現代行動科学会誌編集委員会 and 若菜, 多摩英}, journal = {現代行動科学会誌}, month = {Sep}, note = {「母と子の虹の架け橋Jは、「ママハウス」 と言う“ママと子の居場所空間“、”ママのエンパワメント”のための各種講座の受講機会を提供している。ママハウス開設の平成23年(2011)年9月にはママの“しゃべり場”(助産師・看護師・家庭相談員)を設けていた。その家庭相談の場で、ママから「仕事が見つかったが、仕事を流した」との話が出た。なんとかすべきだ。此処は被災地ではないか。許せることなのかと、保育の拠点場所がないかと探し始めた。幸にして、当時、「ママハウス」 の開設地の平田第6仮設団地の当時の自治会長から、“我が家の1階をお貸ししましょう”とビルの1階の提供を受けることとなった。そこで、年度の切り替えが迫っていた春、助成金の申請を行ない、平成24(2012)年5月には一時預かりの「虹の家」 が開設できた。 浸水した地域ではあるものの、歩いて2~3分の高台には仙壽院と言う避難場所が有る。子供を連れて5~6分程度だ。非常の際を考慮し、子ども3人に1人の保育者という体制にした。いざ、避難という時には、背中に一人、両腕に一人づつ抱いて逃げると言う体制である。本論では、「虹の家」の取り組みによって、預けたいママが保育者として就労できるようになった経緯を報告していきたい。}, pages = {44--55}, title = {釜石の待機児解消に自発的に取り組むママたち}, volume = {31}, year = {2015} }