@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00014192, author = {齋藤, 千愛 and 山本, 奬}, journal = {岩手大学大学院教育学研究科研究年報, Research Journal of the Iwate University Professional School for Teacher Education}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,学習場面における児童の認知的方略のパターンに応じた教師による有効な支援方法を明らかにすると共に,認知的方略の視点から児童支援の手がかりを検討することであった。小学生(N=209)及びその担任教師(N=8)を対象に質問紙による調査を実施した。まず,既存の認知的方略尺度を小学生用に修正することを,因子分析などの手続きにより試み,定義に沿う「過去の成果の認知」「未来に対する不安」「計画性」の3 次元でこれを捉える尺度を得た。児童から得たこの3 次元の認知的方略の構成概念を独立変数,当該児童に対する「指示・判断・許可」「命令・禁止・否定」など8種類の支援方法の有効性に関する担任教師による評価を従属変数とする3要因の分散分析により,その適用関係を検討した。その結果,計画性が高い場合には,過去や未来に対する認知に関わらず多くの支援方法が有効にはたらくことが示された。その計画性について,現在の取組に向けられた姿勢であり,その伸長が支援の要点であることが考察された。}, pages = {25--38}, title = {小学生の認知的方略のパターンに応じた支援方法}, volume = {1}, year = {2017} }