@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00014539, author = {齊藤, 裕太 and 山本, 奬 and 大谷, 哲弘}, journal = {岩手大学大学院教育学研究科研究年報, Research Journal of the Iwate University Professional School for Teacher Education}, month = {Mar}, note = {本研究では,居場所感を「居心地の良さを感じること」と定義して,居場所感の心理的側面に着目した。そして,居場所感の構造を明らかにし,時間の経過が中学生の居場所感に及ぼす影響について明らかにすることを目的とする。その結果,居場所感は「役割」と「規律」の2つの観点からとらえられることが明らかになった。尺度作成の過程で除外されたカテゴリーは教師の日々の取り組みによって中学生が既に得られている感覚であると考えられる。また,「規律」は先行研究では確認されなかった観点であり,教師が学級の「規律」が守られている環境をつくることで,中学生は身の安全を感じ,安心した生活を送ることができるということが示唆された。さらに,時間の経過とともに居場所感は低下することが示された。 このことは,時間の経過とともに「役割」「規律」に対する意識が中学生に定着し,自覚しづらかったからであると推察される。}, pages = {95--103}, title = {中学生における居場所感の継時的変化に関する研究}, volume = {2}, year = {2018} }