@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00014695, author = {中村, 好則}, journal = {岩手大学大学院教育学研究科研究年報, Research Journal of the Iwate University Professional School for Teacher Education}, month = {Mar}, note = {本研究では,必履修科目である数学Ⅰの「データの分析」の学習内容の理解について,高校卒業後の学生の理解の様相を明らかにし,高校の数学学習におけるつまずきと支援を考察するための基礎的な資料を得ることと,「データの分析」の指導への示唆を得ることを目的に,質問紙調査とテスト調査を実施し分析した。その結果,「データの分析」の学習内容の理解の様相について,「データの分析」を苦手としている学生は約4割おり,その学習内容は,数学Ⅰの他の学習内容と比べて,好きではなく,楽しくないと考えられていること,最頻値,四分位数,箱ひげ図は,苦手意識はないが,実際にはそれらの意味を十分に理解していないことなどが明らかとなった。また,「データの分析」の指導への示唆として,分散や標準偏差,相関係数の指導では計算手順の視覚化を,四分位数や四分偏差の指導では5数要約量の視覚化を取り入れることなどが必要であることが示唆された。}, pages = {185--206}, title = {高校における数学学習のつまずきと支援に関する研究 : 「データの分析」の学習内容の理解に焦点を当てて}, volume = {3}, year = {2019} }