@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00014706, author = {永須, 千尋 and 安川, 洋生}, journal = {岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, The Journal of the Clinical Research Center for Child Development and Educational Practices}, month = {Mar}, note = {TetX(抗菌薬の一種であるテトラサイクリンを不活化する酵素であり,同薬剤に耐性を示す細菌から見いだされた)の変異体を作成し,それらを導入した大腸菌のチゲサイクリン(多剤耐性菌に有効な抗菌薬)に対する感受性を調べた。作成した変異体のうちTetX のN 末端から266番目のアミノ酸であるグルタミン酸をリジンに置換し,359番目のアミノ酸であるメチオニンをイソロイシンに置換した変異体について,これを導入した大腸菌はチゲサイクリンに対する感受性が低下し,より高濃度のチゲサイクリン存在下でも発育した。ゲノムデータベースを検索したところRiemerella anatipestifer(アヒルやカモに感染する致死性の細菌)がコードする5種のTetX 相同タンパク質が見つかり,その内の4種は266番目のアミノ酸がリジンであり,359番目のアミノ酸はイソロイシンであった。この4種の相同タンパク質の1種についてはチゲサイクリン耐性を示すことが報告されている。}, pages = {45--49}, title = {薬剤耐性因子の変異と耐性度の上昇-TetX の解析}, volume = {18}, year = {2019} }