@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00014982, author = {岡本, 優 and 藤井, 知弘}, journal = {岩手大学大学院教育学研究科研究年報, Research Journal of the Iwate University Professional School for Teacher Education}, month = {Mar}, note = {本研究では、学習者がピア・レスポンス等を通して書き手として成長することを促し、書くことに関わる諸能力を包括的に育む授業を構想すべきであると考え、高等学校の論理的文章を書く指導におけるライティング・ワークショップ型授業の導入を志向した。文産出過程について、先行モデルをもとに考察し、論理的な文章の産出過程モデル私案を作成した。またピア・カンファレンスの効果に関わる先行研究を踏まえ、文章産出過程で起こる「停滞」に関して、ポーズの内観報告の分析から考察した。以上の理論に基づき、大学生を対象とした論理的な文章産出過程とライティング・ワークショップ型授業の機能についての実践・分析を行った。その結果、学習者の評価観に一貫性をもたせることにより、その後の構想・記述段階やピア・カンファレンスにおいて相互の目標への到達度が明瞭になり、他者の優れた点や指摘による自らの課題へのフィードバックが促されることを明らかにした。加えて「創」構想の形成を促す状況的な「場」から、「境遇」への発展におけるライティング・ワークショップ型授業の有効性を明らかにした。}, pages = {117--136}, title = {ライティング・ワークショップ型の学習に関する一考察 : 文産出過程、ピア・カンファレンスを踏まえた意見文の創作}, volume = {4}, year = {2020} }