@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00015035, author = {佐々木, 啓 and 八幡, 直輝}, journal = {災害文化研究, Journal of research on disaster culture}, month = {Mar}, note = {本研究は,三陸復興国立公園に整備されている7つのビジターセンター(以下,VC という)を取り上げ,とくに来訪者への災害情報の発信へ向けた視点から,その現状と課題を明らかにすることを目的とし,2019 年に環境省やVC の職員を対象としたヒアリング調査と資料調査,現地調査を実施した。その結果,6つのVC において,自然災害や周辺地域の情報など,来訪者に本来提供されるべき情報の提供が不十分であることが分かった。そして,東日本大震災で甚大な被害を受けた大船渡や南三陸,石巻といった地域のVC であっても,災害情報について情報発信する意向は小さいことがわかった。また,VC の課題については,5つのVC で予算不足,人員不足が大きな課題として認識されていた。さらに,予算不足が施設や展示の更新ができない等,VC 一般が抱える課題の要因にもなっていると考えられた。予算不足の解決のためには,行政からの拠出額の増加や物品販売によって収益を得ること,有料イベントの強化,環境保全協力金の徴収などの検討が必要である。}, pages = {33--41}, title = {三陸復興国立公園のビジターセンターの現状と課題 : 特に来訪者への災害情報の発信に向けて}, volume = {4}, year = {2020} }