@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00015156, author = {加茂川, 恵司 and 菊地, 洋一}, issue = {7}, journal = {日本科学教育学会研究会研究報告}, month = {May}, note = {小学校理科4年で学ぶ水の温まり方単元では,熱せられた水の動きをめぐり様々に異なるアプローチや理解・議論が混在している.本研究はこれまで構築してきた注入観察実験法で得られた知見を俯瞰的に眺めることにより,水の温まり方と水の動きについて学校実験器具に準拠しつつ知見を整理することを意図した.それにより,ビーカーや試験管実験では“水は熱せられて全体的に速やかに循環する”という共通の基軸が見出された.一方熱水が循環する時の回転や滞留の動きは概念的な正誤でなく,熱源の大きさなど加熱の設定で変わる形態差であることが示された.また熱せられた水は周りの水に混じり合い速やかに冷却されることがいくつかの観察結果から見出された.多様な観察やWEB情報はこの基軸と多様性を通して統合的に捉えることができる.}, pages = {9--14}, title = {小学校理科「水の温まり方と水の動きの問題」}, volume = {34}, year = {2020} }