@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00015251, author = {立花, 正男 and 田村, 敬済}, journal = {岩手大学大学院教育学研究科研究年報, Research Journal of the Iwate University Professional School for Teacher Education}, month = {Mar}, note = {本講では,統計的リテラシー育成の指導事例を紹介している。普段の生活では,99%や99.9%という数値は100%という意味が込められていることが多く,受け取る側もその数値を疑うことなく,絶対的な信頼をして,自分の行動を判断する傾向があることを指摘し,その実態を中学生,大学生,現職の教員にアンケートをとり調査した。調査内容は,「ある病気について,これまでの統計的データによって,次のことが分かっています。「1  国内では,この病気になる人は,1000人に1人の割合(0.1%)である。2  この病気であるかを調べる検査は,『1000人に1 人の割合(0.1%)で 間違った結果が通知されることがある。』」ことを示し,「検査を受けたら,「陽性である可能性があるという結果が届いたとき,あなたはどのように考えますか。」というアンケートに,全体の64.3%が自分は病気あると判断すると回答している。この実態を踏まえて,この調査における99.9%の意味をベイズの理論に基づき解説して,自分自身で数値の持つ意味をしっかり解釈することの重要性を指摘した。そして,この話題について,中学校3 年生を対象に授業した実践例を紹介した。}, pages = {129--138}, title = {統計的リテラシーの育成 : ベイズの定理の指導を通して}, volume = {5}, year = {2021} }