@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00015913, author = {山本, 信次 and 髙田, 乃倫予 and 土屋, ほのか}, issue = {3}, journal = {林業経済研究, Journal of Forest Economics}, month = {}, note = {大型で電力供給に偏りがちな我が国の再生可能エネルギー利用の対極としての小規模熱利用としての薪利用に注目が集まっている。なかでも「薪割クラブ」などの市民活動を通じた薪利用の展開は,森林保全や活動参加者の幸福度向上などの観点からも注目される。しかし福島県内においては,原発事故による放射性物質の拡散がこうした活動に影響を与えている。その内実を明らかにするためにふくしま薪ネットならびに個別の「薪割クラブ」団体に対する調査を実施し た。その結果,活動そのものの明確な非活発化,家族での参加などのレクリエーショナルな活動参加意義の喪失,活動 参加者間あるいは幅広い市民間におけるリスク認識の相違に基づく分断の創出による社会関係資本の毀損,地域の自然や社会経済からの分断による地域資源との有機的な連鎖の喪失といった幅広い影響をもたらしたことが明らかとなった。}, pages = {62--68}, title = {原発事故が福島県内の市民活動としての薪利用に及ぼした影響}, volume = {67}, year = {2021} }