@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00015928, author = {小林, 葉子}, journal = {Artes Liberales, アルテスリベラレス}, month = {Dec}, note = {本稿の目的は,「(白人)英語ネイティブ」志向が強いと言われる日本人英語学習者の間で,フィリピン人によるオンライン英会話レッスンが受け入れられた要因を調査することである。こうしたレッスンの受講生100名に調査を行い,レッスン受講理由,英語学習目的,英語圏留学経験などについての質問項目に回答してもらった。文献調査に基づいた以下の仮説を検証するために数値データと自由記述を分析した:(1)受講理由に経済的な制約が含まれるのか,(2)ネイティブ志向が(強く)ないのか,(3)フィリピン人講師を欧米圏出身の英語講師と同じように,またはそれ以上に評価しているのか,(4)「フィリピン英語」に対して否定的なイメージを持っていないのか。その結果,ネイティブ志向の持続,講師たちの「訛り」を気にする段階ではない初級英語学習者としての自覚,欧米圏出身の英語教師による割高のレッスンとの差別化,などが明らかとなった。こうした結果を踏まえ,フィリピン人英語講師たちによる格安のレッスンを授業に導入する際に生じる課題について考察し,教育的示唆として整理した。}, pages = {49--62}, title = {フィリピン人講師によるオンライン英会話レッスンの受講動機:調査と考察}, volume = {111}, year = {2022} }