@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00015964, author = {大棒, 秀一}, journal = {災害文化研究, Journal of research on disaster culture}, month = {May}, note = {東日本大震災から10年が経過した2021年3月3日、宮古市は2007年に宣言していた「津波防災都市宣言」をあらためて宣言して、「御霊の鎮魂を祈念し、一人の犠牲者も出さないことを誓うとともに、市民一人ひとりが津波防災に取り組み続ける先駆けの地となること」を市民に告示した。その津波防災宣言はどのくらい宮古市の未来を担う子供たちに周知されているか、今後の津波防災・減災、風化防止の取り組みの指標とするため、宮古市管内の14小学校4年生以上の児童963人と中学校11校の生徒1004人、合計1967人の生徒を対象に津波防災意識アンケート調査を行った。設問4項目中3項目の結果は想定外の低い結果で、津波常襲地域の津波防災教育の在り方、都市宣言の意義が問われる結果となった。このアンケート結果を指標として津波防災教育の充実が図られ、大きく進化する取り組みが今後展開されることを期待すると共に、子供たちが世界に誇れる「津波防災都市」として名実ともに世界のモデルとなる宮古市となることを熱望する。}, pages = {39--43}, title = {東日本大震災から10年、小中学生の津波防災意識:岩手県宮古市の学校アンケート調査を基に}, volume = {6}, year = {2022} }