@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00009006, author = {澤口, 勇雄 and 武井, 沙織 and 村上, 尚徳 and 立川, 史郎}, journal = {岩手大学農学部演習林報告}, month = {Mar}, note = {猛禽類は生息の基盤として,質・量ともに豊かな自然環境を必要としており,その希少性とあわせて良好な自然環境の指標として注目されている。特にオオタカは里山の指標生物として重要な位置付けがされており, 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づいて「国内希少野生動植物種」に指定されているほか,環境庁のレッドリスト絶滅危慎Ⅱ類になっている希少な鳥である。 オオタカの営巣環境を明らかにすることは,その生態解明や保護対策の立案に重要なことである。特に,営巣木周辺やさらに広い範囲での土地利用状況を知ることはオオタカの営巣環境を明らかにする上で欠かせない。オオタカの営巣環境に関する調査研究でまとまったものとしては,地域的には北海道(1 1),栃木県(1),埼玉県(9),静岡県(11) がある。小俣 (6) は全国37の事例からオオタカの営巣環境を解析しているが,37事例中東北地方は5例で,北東北は青森県の1例に過ぎない。東北地方におけるオオタカの営巣環境調査事例が少ないことから,少数の事例であっても貴重なデータといえる。 このため,本研究では,盛岡市近郊におけるオオタカの営巣林や営巣木及び営巣地周囲の土地利用について調査した結果を報告するものである。}, pages = {61--67}, title = {盛岡市近郊におけるオオタカの営巣環境}, volume = {36}, year = {2005} }