@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00009081, author = {佐々木, 淳 and 御領, 政信 and 沼宮内, 茂 and 深谷, 敦子 and 岡田, 啓司 and 岡田, 幸助}, issue = {4}, journal = {岩手県獣医師会会報}, month = {Jan}, note = {好酸球増多症を伴う間欠的な失神発作のみられた黒毛和種牛1例を病理組織学的に検索した.肉眼的には,心臓,肝臓,腎臓,膀胱,子宮などの全身臓器において小血管の肥圧・明瞭化が多発性に認められた.組織学的には,主に小・細動脈の内膜から中膜における紡錘形細胞の同心円状増殖および膠原線維の増生が認められ,それらの紡錘細胞はα-SMA抗体に対し陽性反応を示した.エラスチカワンギーソン染色では,内弾性板の断裂・消失がみられ,血管腔は内膜の線維性肥圧により狭小化していた.このような血管病変は結節性多発性動脈炎における器質化・瘢痕期の病変と類似しており,失神発作は血管病変による一時的な虚血が原因ではないかと考えられた.}, pages = {125--129}, title = {好酸球増多症を伴う突発性の失神発作がみられた黒毛和種の1例}, volume = {26}, year = {2000} }