@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00009103, author = {古宮, 久美 and 御領, 政信 and 佐々木, 淳 and 岡田, 幸助}, issue = {3}, journal = {岩手県獣医師会会報}, month = {Jan}, note = {P2系白色レグホン種の成鶏こ,Phytohemagglutinin(PHA)および鶏頭部腫脹症候群病変から単離された大腸菌を抗原刺激剤として中足趾球部に接種した.2日,1週,2週目に計画剖検し,大腿部,下腿部脈管.脛部以下の全部位およびリンパ系器官(胸腺.脾臓,ファプリキウス嚢,盲腸扁桃)を採材し,病理組織学的に検索した. 接取部位はPHA接取群で約2日,大腸菌接種群で3~4日にわたり,腫脹,熱感が認められ,加えて大腸菌接種群では高度の充血が認められた.中足趾球部の腫脹は大腸菌接種群でより高度であった.組織学的検索では,PHA投与後1週日の膝付近脈管周囲組織において,特徴的な大型管状構造物が多数認められた.管壁内には細網線維からなる網工が著しく発達し,内部には多量の形質細胞,リンパ球が巣状あるいはシート状に多数存在しており,胚中心形成も認められた.管内壁には大型細胞が単層~重層に配列し上皮様に縁取っていた.大腸菌接種群でも同様の構造物は接種1週,2週で認められたが少数であった.リンパ節の数,大きさ,所在を免疫反応の強さとして評価するために,独自に作成した5段階の半定量的評価システム を用いて評価したところ,PHA接種群では全期間にわたり接種側で高得点を示した.大腸菌接種群も接種側で高得点を示したが,得点はPHA群のl/5にとどまり,全体的に低い傾向を示した.また,PHA接種群では大型管状構造物が認められた1週目がもっとも高い得点を示したのに対し,大腸菌接種群の得点は2週目まで緩やかに上昇し続けた.}, pages = {98--106}, title = {Phytohemagglutininおよび大腸菌接種鶏における脚部脈管周囲リンパ節の病理組織学的検索}, volume = {33}, year = {2007} }