@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00009133, author = {関野, 登 and 山内, 剛}, issue = {2}, journal = {木材学会誌}, month = {Jan}, note = {本断熱パネルの原料選択の拡大を目的に,スギ樹皮小片パネルを製造し,木部小片が原料の場合(スギ木部フレーク小片パネルおよびスギその他の木部プレーナー屑パネル)との性能比較を行った。密度範囲100~180 kg/m3 および3種類の樹皮小片サイズでパネルを製造したところ,断熱性と耐落下衝撃性を両立させる最適パネル密度は,いずれの小片サイズでも140 kg/m3 となった。このときの熱伝導率は約0.07 W/mKであり,同じパネル密度でのスギ木部フレーク小片パネルの熱伝導率よりも若干小さく,耐落下衝撃性も樹皮小片の方が優れた。一方,スギその他の木部プレーナー屑パネルでは,パネル密度を100 kg/m3 程度に下げても耐落下衝撃性が確保され,約0.06 W/mKの熱伝導率が得られているため,スギ樹皮小片パネルの断熱性は木部プレーナー屑パネルよりも劣ることが分かった。}, pages = {104--109}, title = {残廃材を原料とした建築用バインダレス小片断熱パネル(第5報)スギ樹皮小片パネルの熱伝導率と耐落下衝撃性}, volume = {53}, year = {2007} }