@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00009167, author = {小森, 貞男 and 渡邉, 麻紗乃 and 渡邉, 学 and 田中, 紀充 and 壽松木, 章 and 和田, 雅人 and 副島, 淳一 and 松本, 省吾 and 安達, 義輝 and 李, 積軍}, issue = {4}, journal = {園芸学研究}, month = {Jan}, note = {Agrobacterium法によるリンゴの形質転換体作出の際に用いる除菌用抗生物質の検討を行った.供試した抗生物質はCarbenicillin(CBPC),Clavulanic acid/Amoxicillin(CVA/AMPC),Cefotaxime(CTX),Meropenem(MEPM),Vancomycin(VCM)およびDoxycycline(DOXY)の6種類である.Agrobacterium tumefaciens EHA101の増殖はCBPCが1,500 mg・L−1,CVA/AMPC 750 mg・L−1,CTX 500 mg・L−1以下,MEPM 50 mg・L−1,DOXY 200 mg・L−1で抑制され,VCMでは1500 mg・L−1でも抑制できなかった.一方,培地に抗生物質を添加した場合のリンゴのシュート長は抗生物質無添加区と比較してCBPC,CTXおよびVCMでは差がなく,CVA/AMPCおよびDOXYでは高濃度区で有意に短くなった.MEPMは濃度上昇に伴ってシュート数が増加する傾向が認められた.葉切片からのシュート再分化に及ぼす影響は,CTXでは無添加区に比較してシュート再分化率が低くなるものの,高濃度でも一定の再分化率を維持した.MEPMは無添加区よりシュート再分化率が高かった.DOXYでは葉切片が全く肥大せずすべて枯死した.抗生物質の作用機序を考慮した場合,グラム陰性菌に広く抗菌作用を有し選択毒性の高いCTXとMEPMなどの細胞壁合成阻害剤がAgrobacteriumの除菌に有効であることが推定された.}, pages = {419--426}, title = {リンゴの形質転換におけるAgrobacterium除菌用抗生物質の検討}, volume = {8}, year = {2009} }