@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00009845, author = {今井, 忠男 and 鴨志田, 直人 and 杉本, 文男 and 山崎, 貴博 and 大塚, 尚寛}, issue = {154}, journal = {骨材資源}, month = {Jan}, note = {岩盤斜面を開発し安全に維持管理するためには、斜面の形状および岩盤中の劣化部や断裂など岩盤情報を詳細に把握し、その後の設計・施工に反映させなければならない。 従来、岩質や断裂など岩盤情報の記録には、主に地質技術者の観察によるスケッチおよび現場の展開写真を用いて、岩盤情報の正確な把握につとめてきた1)。しかしながら、現場の観察および展開写真から、岩盤の断裂や弱面などの構造に関する詳細なスケッチを作成するには、訓練された技術者が必要となる2)。また、このスケッチ情報から、断裂の位置や長さなど正確な座標データを読み取り、これらのデータを設計・施工の計画に用いることは容易ではない。 そこで、現場の展開写真のみを活用し、この写真から誰でも容易に岩盤情報をデジタルデータとして取得できれば、これまで以上に、岩盤の開発および維持に関わる安全な設計・施工技術が進むものと思われる。 本研究の目的は、現場写真から岩盤表面の構造情報を簡易的に数値データとして取得する手法の開発にある。具体的には、岩盤斜面をステレオ撮影した写真を用い、これを用いて展開写真を作成するとともに、デジタル写真測量法3)によって、斜面の数値標高モデル(DEM)および断裂系の分布などの数値データを簡易的に得られる手法を提案した。}, pages = {90--96}, title = {岩盤斜面の展開写真による地上デジタル写真測量}, volume = {39}, year = {2007} }