@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00009849, author = {田原, 祐助 and 伊達, 朗 and 牧野, 輝彦 and 清水, 忠道 and 山口, 昌樹}, issue = {1}, journal = {分析化学}, month = {Jan}, note = {著者らは,ヒト皮膚の角質中に含まれるカテプシンL(Cat L)をバイオマーカーとした皮膚評価手法の研究を進めている.本論文では,微量な角質Cat Lの簡便な活性分析法の確立を目的とし,角質採取テープを用いた角質の採取,角質サンプルの濃縮,阻害剤と蛍光基質による感度の向上を図った.本分析によるCat L活性は0.003~0.04 U/Lの範囲内においてR2=0.98という良好な結果が得られた.本分析方法を用いてヒトでの生体評価を行ったところ,角質Cat L活性は0.005~0.028 U/Lの範囲に分布し,本測定法が十分な測定範囲を有していることが示された.このとき,角質Cat L活性と総タンパク量の相関係数は0.09と低い値を示し,角質Cat L活性を皮膚状態の指標として用いるには,単位総タンパク量当たりの角質Cat L活性を求める必要があると考えられた.すなわち,本分析方法を用いることで,角質Cat L活性を高感度,簡便に分析可能であることが示された.}, pages = {15--19}, title = {ヒト皮膚状態評価のための角質のカテプシンL活性分析法}, volume = {58}, year = {2009} }